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樹木の新年「トゥ・ビ・シュバット」

■樹木の新年「トゥ・ビ・シュバット」(ミルトスのサイトより)

 シュバットはユダヤ暦の月の名前で、西暦の1月から2月にかかる月です。この月は春の新年の始まり、ニサンの月から数えて11番目にあたり、これと言った聖書的な祝祭日は存在しません。その15日目がこのトゥ・ビ・シュバットなのです。

(ヘブライ語の文字は数字をも表します。טו は、15に相当します。それを読むと「トゥ」となるわけです)

 この日は、ユダヤ人の口伝律法(ミシュナー)によると「樹木の新年」と呼ばれています。この頃イスラエルの地では冬の季節も峠を越して、雨期の到来と共に、樹木(他の植物も)が命を芽生えだすちょうどその時期です。いわば、樹木が新生する日とでも言ったらいいのでしょうか。

 タルムードの賢者たちは、聖地との結び付きを大事に思い、祝祭日に定めました。昔は、この日いろいろの果実を食べてお祝いをしたそうです。

 イスラエルでは、「植樹の日」として、皆で野山に木を植えます。イスラエル民族がその故郷の地に帰ってきて、トゥ・ビ・シュバットは新しい意味を見出したと言えます。

 植樹はもちろん、この日に限るわけではなく、イスラエルの人々は国土を愛して何か記念したいことがある度に木を植えますね。例えば、子供が誕生したときとか。

 人々の熱心が実って、イスラエルの国土は随分と緑化されてきました。それでもなお、全世界のユダヤ人の家庭に呼びかけて植樹の基金を募っていますが、それはディアスポラ(海外)のユダヤ人が故郷の地との連帯感を深めることに貢献しています。

 余談ですが、イスラエル国は大変に自然保護に力を入れています。旧約聖書を読むと、イスラエルには森があったことが書かかれていますが、この2000年の間にすっかり荒廃して、シオニズム運動の開拓者たちはこの地をよみがえらせるのに非常な苦労をしました。1901年にユダヤ基金を作って緑化に努力し続けた結果、現在は、自然保護局が緑化のみならず動物や植物の環境保護に見事な成果を上げています。

 イスラエルには、聖書の植物を集めた聖書植物園がありますし、多くの花の原種が自然の野山に咲き乱れます。また、緑が回復した地は渡り鳥にとって別天地ですから、春と秋はバードウオッチングにとって最高の地となるそうです。

 渡り鳥や植物、砂漠など、イスラエルや聖書などに見る自然をテーマにしたエッセイは『聖書と自然と日本の心』(ミルトス、池田裕著)をご参照ください。

■樹木の新年「トゥ・ビ・シュバット」(ミルトスのサイトより)
★『やさしいユダヤ教Q&A』(ミルトス)もご参照ください★

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テーマ : 中東
ジャンル : 海外情報

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植木

ありがとうございます!理解出来ました。

この日はベランダで植木をしようと思う。
ヤッホー
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