スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

安息日に禁止されていること

■安息日に禁止されていること(ミルトスのサイトより)

 敬虔なユダヤ人は、旅行はもちろん、車に乗らず、料理は作らず、電気器具は使用せず(またはスイッチをさわらず)、お金は使わず、ペンも持たず、この1日を他の週日と区別します。

 さて、安息日に禁じられた仕事のことをメラハーと言いますが、その仕事(メラハー)が何かについて、聖書の中には、具体的にはわずかな例しか挙げられていません。耕すことと刈り入れ、あるいは火を焚くことなどです。

 タルムードは、39種類の仕事を禁止されたものとして挙げています。それは、荒野での幕屋(聖所)の建設に関係のある作業です。出エジプト記35章の安息の規定の後に、幕屋建設が書かれているので、その作業が禁じられた仕事だとラビたちは解釈したわけです。それから、さらに禁じられた仕事が拡大解釈されて、増えていきました。

 新約聖書の中で、イエス・キリストとその弟子たちが、安息日に禁じられたことをしたと非難されていますが、当時、安息日のおきてについてまだ未確定の部分が残っていて議論の余地があったようです。それでももちろん、安息日を守ることは宗教上最重要事であったことが、そのように福音書に反映しているわけです。

 安息日には火の使用が禁止されていますが、電気は火の一種と拡大解釈をする人たちがいるのです。厳密な解釈では、ラジオもテレビも電気製品も使用できません。

 一般的にスポーツや踊りは禁じられるといいますが、ある人たちは、安息日に喜びを添えるものだから野球や水泳などスポーツは許されると解釈します。ただし、控え目にという制限付きではありますが。

 正統派のユダヤ教徒なら、当然車は使用禁止です。しかし場合によっては許されると解釈する人が、保守派や改革派のユダヤ教徒にいます。シナゴーグに歩いて行ける距離にいない場合は、「安息日の礼拝を守ること」のほうが大切だという理由からです。

■安息日の律法を破っていい場合はあるか?

 これは、昔からラビたちが詳しく論じあってきました。

 例えば、投薬は許されるのか。粉をひくことが禁じられているので、薬の調合は禁じられ、さらに薬を用いることは禁じられました。したがって、一般的に医療行為も禁止事項に数えられていました。もちろん具体的には、議論の余地があります。

 子供の割礼式は、器具を運んだり包帯を巻いたりするにもかかわらず、安息日に許されていました。イエスは、ヨハネ福音書(7:23)でこの例を引いて、「まして人を癒すことが安息日違反になるはずがない」と主張しています。

 のちにラビたちは、生死にかかわる問題は安息日に優先するという結論を下しました。つまり、命を救うためには安息日を破ってもいいという律法ができました。何が何でも、安息日に労働禁止とか休息の律法を守れ、というのではないんですね。

 戦争のような場合も、「安息日です。戦闘はしません」では敵に敗れてしまいますから、安息日の規定は守られなくても許されます。マカベア戦争の時の体験から学んだと言われます。

 話は別ですが、ある宗教団体が旧約聖書の律法を大事にするという信条から「輸血禁止」との解釈を下したそうですが、これはユダヤ教の精神にはなじみません。命を救うことが最優先事項なのです。イスラエルでは、もちろん輸血という手段が正当な医療行為として何ら宗教上問題にもなっていません。

■安息日に禁止されていること(ミルトスのサイトより)
★『やさしいユダヤ教Q&A』(ミルトス)もご参照ください★

Copyright(C) 1997-2008 MYRTOS.INC All rights Reserved

テーマ : 中東
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

非公開コメント

No title

普通の休日というと、出かける、遊びに行く、ドライブ、買い物といったことは当たり前ですね。ユダヤ教の安息日はこういった点で普通の休日の感覚とは大きく異なりますね。
買い物や(お金を払っての)遊びは確かに働く人がいないと成り立ちませんね。すべての人が働かず休めるようにするためには、安息日の律法は正しいといえます。
安息日に火を扱うことが禁じられている→昔は火を起こすことは、木や石をこするといった重労働でしたからね。
安息日=喜びの日と解釈すると、律法は昔は正しかったけど現代社会にはふさわしくないと考える人も少なからずいるでしょう。スイッチを押すことは労働とはいえませんし、テレビやカラオケなど「喜び」のための活動にスイッチ・ボタンはつき物になってますからね。
私は日本の沖縄の人ですが、掟といえば、夜につめを切っていけないというのがありますね。私が小さいときに親からそういわれて、ただ「なんで?」と思うしかありませんでした。
プロフィール

管理人I.T.

Author:管理人I.T.

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。